十一面千手観音菩薩が祀られてる
門を入って正面左手にある本堂には、重要文化財に指定されている十一面千手観音菩薩が祀られています。これは日光山開祖、勝道上人の作とされ、上人が西ノ湖に船出したとき水の中から金色の千手観音が出現、その姿を彫ったと伝えられていわれ、千手観音は男体山の本地仏(本来の姿)にあたります。観音像は、胴体部分が根がついたままの立木の状態で彫られたことから、立木観音と呼ばれています。
- 【住所】
- 栃木県日光市中禅寺歌ヶ浜
- 【TEL】
- 0288-55-0013
- 【最寄りIC】
- 日光宇都宮道路 清滝インターチェンジ
【ワンポイント情報】
明治35年の大山津波で、十一面千手観音菩薩は中禅寺湖に沈みましたが、奇跡的に浮き上がり引き上げられました。立木観音は、それまでの地を離れ、中禅寺の移転とともに移されました。
スポット位置